入院前に確認すべきこと(入院環境)

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予定の入院や転院の場合は、事前に病院のウェブページを通して、病院内の施設等を調べておくとよいでしょう。それによって入院時の持ち物や、家族に任せなければならない事が変わってくるからです。

目次

CS セットの有無

入院したことのない人にとってはCS(ケアサポート)セットというのは、馴染みがない言葉だと思います。CSセットとは、タオルやパジャマなど入院生活に必要なものが定額(1日あたり300〜1000円程度)で借りられるサービスです。プランによってはオムツも定額で使えたります。今流行りのサブスクリプションサービスですね。医療費には含まれず外注業者との契約になるため、支払いは入院費とは別になります。このサービスがあれば、ほぼ手ぶらで入退院することができ、非常に便利です。

CSセットとして標準的に用意されているものには以下のようなものがあります。

  • パジャマ
  • バスタオル
  • フェイスタオル

病院によっては、追加料金で以下のものが使えることがあります。

  • オムツ
  • コップ
  • 歯ブラシ/歯磨き粉
  • 義歯入れ/義歯洗浄剤

家族の方が近くに住んでいる場合は、洗濯をしたり、紙おむつを買ってきたりしてくれることもあるでしょう。家族が定期的に面会に来ることができる場合でも、毎回オムツや洗濯物を大量に抱えてくる必要がなくなります。

しかし、自分で洗濯できる方や自分のパジャマを着用したい方は、病院で洗濯する方法もあります。私は病院貸出の甚平では風が通り寒かったため、自分のパジャマを洗濯して着ていました。

病院の中や周辺の飲食店

病院の中や病院周辺の飲食店を調べておくと良いでしょう。病院食は塩分を少なく味気がないと感じる方が多いです。 入院が長期になると外食したくなることも多いと思います。差し入れで買ってきてもらうことも可能ですが、温かいまま食べたいと言うこともあるでしょう。そういった場合に、病院内のレストランが充実してると、わざわざ外出しなくてもレストランで食事を摂ったりできます。また、カフェが入っていれば図書館で借りた本などを読みながら気分転換ができますので、長期入院の際は重宝します。 ただし、病状や治療によっては食事が制限されていたり、病棟から出ることが難しいときもあるので、看護師と相談してみましょう。

院内のコンビニや売店

コンビニがあれば非常に重宝します。コンビニでは各種支払ができたり、マルチコピー機を使用して文書の印刷等ができます。また、電子マネーを使用できるため、財布を持っていかなくてもスマホやApple Watchがあれば買い物ができ、非常に便利です。

個人的には、各種支払いができたり、卵やキムチ等が売っていたり、面会者が食事を購入するのが便利だったり、お茶が安く売っていたりするのが大変助かりました。

売店にしてもコンビニにしても、食事制限が必要な方が看護師や医師に見つかってしまうケースをよく見かけます。それほど深刻ではない場合には、微笑ましいやり取りもあったりします(笑)でも、隠れて食べると思いがけず命に関わることもありますし、医師に相談してからにしましょう。

院内のATM

ATM についても調べておきましょう。手術に必要なものや、テレビカードなど、意外とお金がかかるものがあったりします。病院内にコンビニがある場合は電子マネーで決済できますが、売店では現金決済のことが多いでしょう。病院に設置されている ATM は信用金庫や地方銀行のもの であることが多い印象です。 ゆうちょ銀行やメガバンクを使用している人は注意しましょう。

院内の図書館

様々な形態の図書館がありますが、一番便利なのは自治体の図書館の分館です。図書の数が多く、また病気のことに関する図書がありますし、図書の取り寄せも可能です。入院中に時間がある方にとっては、あると有り難い施設です。

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